ハンドルを上げれば、手に持って。下げれば、クラッチとして。チェーンを付ければ肩に掛けて。ショルダーストラップなら、動きに軽やかに寄り添います。
持ち方はいくつも。ひとつのアイデンティティ。
必要なものを収めるコンパクトなフォルム。荷物が増えるほど、マチが自然に開いていきます。フラップには二つの曲線が描かれ、留め具の先端でひとつに重なります。
ハンドルは二つの位置で固定できます。上げればバッグの存在感が際立ち、下げればクラッチのような端正なラインに。
ロールドボトムがバッグに奥行きを与え、平らな場所にも自然に置くことができます。
ゴートレザーのきめは、指先にそっと伝わります。繊細で密度があり、わずかな不均一さを持つ表情。その質感がÉclat Noirに奥行きを与えます。
セミマットな表面は光を受け止めながら、バッグの曲線に沿って静かに光を走らせます。動くたびに、レザーの濃淡が微かに変化します。
内側にも外側にも同じゴートレザーを用い、触れたときの感覚を揃えています。細部まで静かな統一感を保ちます。
その表情、形を保つ力、そして時とともに変化していく美しさを見て選んだフランス産レザーです。
Éclatはパリで仕立て、サドルステッチで手縫いしています。素材、精度、そして時間を創作の中心に置くものづくり。その考えを、一つひとつの工程に込めています。
フランス産レザーから金具に至るまで、すべての要素を同じ基準で選びます。急ぐことはありません。一点のÉclatを仕立てるには、およそ35時間を要します。
より長く寄り添う一品を生み出すための、35時間。
法的情報
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夜が更けました。まだいらっしゃいますね。 それは良い兆候です。